2011年1月15日
思えば新年早々の1月8日、州の崎でヤリイカが爆釣!というので金沢八景の一ノ瀬丸に向けて早朝都内を出発。
爆釣は続いていてこの日も結果的に爆釣でした。
しかし、爆釣の喜びにひたることはありませんでした。。。
船宿への到着は出船ぎりぎりになりそう。心配だから電話してみました。「人数いっぱいだし、満席になったらすぐ出るよ。今日は無理なんじゃないかな−。」
「え・・・」
しかなたいのでよく行く忠彦丸へ。
タチウオならオモリも100号だからロッドやリールもそのまま使えるので午前タチウオ船に乗り込みました。
当日はトップ20本のなかなか良い釣果。
ボクは一本の竿で息子と交代しながら釣ったので7本でした。
5歳の息子はこれまでアジやサバのライトタックルでやったことあるものの、重たいオモリのタックルは初めて。でも電動リールなのでアタリを感じながら自分の背と同じくらいの指4本タチウオを釣り上げていました。
この時期のタチウオは本当に良く脂がのっていて、刺身もさることながら皮を軽く炙ると脂が溶けて超旨い!塩焼きや干物でもグリルで焼くと受け皿に脂がいっぱい♪
でもやっぱりヤリイカを釣りたい。。。
結局翌日も行くことになりました。
受付の30分前に到着!カンペキ!
しかし。。。
「今日は時化そうだから、まずはタチウオやって、風が収まりそうだったらヤリイカ行きますがそれでも良ければどうぞ」
なんということ!!
しかし、ここまできて乗らないわけにはいかないではないか。予報では昼から風も収まりそうだし。
確かに釣り場に出てみると東京湾内にしては風が強く、波もありました。
昨日よりは食いは悪いが、それでもぽつぽつ上げていてトップは20本くらい。
ボクらは、昨日釣っているので、指4本にならないタチウオは上げてもリリース。
同乗の釣り人は「こいつら何やってんだ?」という目のなんという贅沢なリリース!
昼前になりいよいよ州の崎へ移動開始!
沖に出るにつれてうねりがおおきくなってきました。
風も強くなってきたような気がします。
船を走らせること40分。
ようやく州の崎手前に来ました。
船長が「ここから先は危険だから、この辺でやってみるよー」
船よりも高いうねりの中、船長はイカを探していますが、ときどき後ろから来る高い波でサーフィンのようになっています。。。
ボクはミヨシに座っていたので揺れがひどく時々飛ばされそうになるので、座席に手と足でしがみついていました。
結局2回の流しで終了。
ホッとしました。
これならみんな納得でしょう。
いやぁ海は恐いです。ナメたらあかんです。
これが今年2日目のヤリイカ惨敗。
そして翌週、つまり昨日、3回目のヤリイカ釣行に行きました。
昨日は予報も見て、時間も余裕をみて完璧なヤリイカリベンジ戦です。
息子を連れて行けるくらいの風や波。
ヤリイカ爆釣間違いなし!
出船し1時間かけて州の崎へ。
やはり沖に出るとそれなりに波がありますね。風も思ったよりありました。
ともかく竿出し。
1投目。周りでいきなりかかっている!!
サバだ。。
友人もサバの猛攻に遭っている。
ボクはなんとか切り抜けて130メートルくらいオモリが下がり、あと50メートルだ、というところで「上げてくださーい。サバが多いので移ります」
「ざんねん。。」
あと2回ほどサバの猛攻に遭いましたが、着低前に回収の指示。
でもみんながつり上げているのはいずれもマサバでなかなか良い型。
青物好きには良いお土産です。
ボクには切り抜けていたのでマサバ無かったのですが「オレって旨いんじゃねー?」とほくそ笑んでいました。。
その後周りでは流しごとにぽつぽつ上げていましたが、ボクたちは実は初めてのヤリイカ。つり上げたことがないと、アタリが分かりません。船長に「乗ってるよ!」と言われる始末。。。
でも1パイ、2ハイと上げるごとに分かってきました。
そのうち息子が船酔いで釣りよりも介抱タイム。戻してから気分も良くなってきたようで、ようやく投入再開!
と思いきやどんどん強風に。。
それでも「先週よりは大したことないね。」なんて言っているうちに、
「大島で20メートルの強風になってきたので今日は上がります」のアナウンス。
(え?まじ。まだ3バイなのに。。でもまったく酔わない息子が酔うくらいだしな。まーしょうがないか。)
僕たちは3人との3バイ。トップはどれくらいか20パイいっているかなと思っていたらなんと40パイ!
カンパイです。(ダジャレが出るくらい完敗です)
1月にして既に今年3回目のヤリイカはたったの3バイ。
となりの席の4点掛けしていた女性の1投入分です。
リベンジは続きます。
しかしながら、なかなか型の良いヤリイカはさすがに刺身が旨い!エンペラもこりこりして旨い!
せめて10パイくらいあるといろんな料理が楽しめるのになーと舌鼓を打ちながら、再度リベンジを誓うのでした。
ヤリイカシーズンもまだまだ続きます。今シーズン中に爆釣50パイ!を実現したいものです。